私がパーソナルトレーニングを始めたきっかけは、「身体を格好良く、若々しく保ちたい」という見た目を良くしたいから、そして無精者で飽きっぽい私は一人では長続きしないことがわかっていたので、専門家と一緒に会話しながら楽しくトレーニングをしたいということが理由です。
佐藤さんは当時トレーニング歴2年目だった私にとって3人目のトレーナーでした。
それなりにトレーナーさんの専門性の見識眼がありましたので、私達の隣で行われていた別のグループの佐藤さん達のトレーニングの様子や会話をそれとなく観察し続け、佐藤さんにトレーナーをお願いすることにしました。
それ以降11年、トレーナーさんは変えていませんし、これからもその予定はありません。
私が最初重視した「見た目を良くする」ためのトレーニングはやがて、「メンタルトレーニング」にもなっていきました。
心と身体は分かち難く結びついています。11年の間は、公私とも人生の大きな変化がありました。
照る日もあれば、曇りの日も嵐の日もありました。吹き荒れる暴風が何ヶ月も続くこともありましたが、トレーナーの佐藤さんはいつも笑顔でジムで私を待っていてくれました。
私はジムで、「身体の筋肉」だけではなく、「心の筋トレ」をしています。50歳を過ぎましたが、まだまだ身体の筋肉は言うまでもなく、心の筋トレにも励んでいます。